2015年10月30日金曜日

測定をして感じること

長井です。






最近環境測定をする機会が多くなりました。


物件を見て、測定をしてみて感じるのは、


まだまだ空気環境は知られていないことが多い。


ということ。








自然素材を使ったら健康に良い。


というイメージがあります。


しかし、測定をしてみると、


自然素材を使っていると謳っている物件のほうが


空気質が悪いという現実に直面します。








特に、床材に無垢材を使うことで、


下地の影響を複合フローリング以上にうけてしまったり、








自然素材イメージに近い集成材を使った


作り付け家具が多い物件では、


その材料から出る化学物質で汚染されてしまうことが多々あります。










プリント合板のほうが、


プリントされ、密閉されてしまう分


化学物質の観点からは放散量が少ないということもあるようです。








せっかく自然素材を使って健康を謳っても、


それではもったいないですね。








対策は2つ。


まったく化学物質フリーの状況をつくるか。


もしくは、わたしたちが提供している環境改善技術を採用するか。


となります。








化学物質フリーの状況をつくるのは、


まずコスト面で限界がありますし、


自然素材にも色々な問題がある以上


非常に難しい課題を抱えることになります。












そのために、私たちが提供している「いやしろの住まい」の技術や、


ReNの技術を採用したほうが良い、ということになります。








特に、住宅性能が向上し、


密閉化が進む昨今において、


「いやしろの住まい」を普及させる必要が大きくなっているのを感じます。